“「寝取られ趣味」だと噓をつく男の愛“
こんにちは。重華<チョウカ>です。
今回は、5月1日の誕生花“プリムラ・ポリアンサ”の花言葉「無言の愛」にちなんだ女性向けドラマCDを独断で選んでご紹介します。
嘘つきな男の無言の愛が報われるハッピーエンド保証の作品に出合うきっかけになれば、嬉しいです。
では、どうぞ―。
SEX DRIVE ~私の可哀想な化粧師・黛 愁悟~

| ブランド | ステラワース |
| 発売日 | 2021/11/26 |
| シナリオ/イラスト | 兎山もなか / 篁ふみ |
| 声優 | テトラポット登 |
| ジャンル | 職場・元恋人・寝取られ |
お耳を拝借○o。.
世界観
20XX年の日本――
成人済みの女性が稀に発症する原因不明の奇病『過剰(イクセス)フェロモン』。
発作が起きれば自分の意思とは関係なく体が男を誘ってしまうため、
『過剰(イクセス)フェロモン』を発症した女性は社会から冷遇を受けていた。他方、アングラ系イベントでの情報収集やハニートラップなどを請け負う
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会社『シノワズリ』には、そんな体質の女性を積極的に採用・保護し、
色事関連の任務を専門とする特殊な諜報部隊が存在した。
あらすじ
元モデルという経歴と『過剰(イクセス)フェロモン』を武器に数々の依頼をこなすあなたは
諜報機関『シノワズリ』の一流エージェント。あなたの任務を陰で支えるメイク兼スタイリストの黛 愁悟は、
あなたの元バディであり、そして元恋人。
2年前に起きたとある事件をきっかけに破局した二人は現在同僚として
それぞれの任務に当たっている。お互いを想い合いながらも、心の内をさらけ出すことが出来ず、
今もどこかぎこちないままの二人。
しかしそんな二人に、とんでもない任務が舞い込んで……?色香漂う拗らせヒーロー×仕事に体を捧げたヒロインの、倒錯的で痛切な恋物語。
『……俺はね。きみが思ってるよりずっと重い男だ』
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『ナマでなんて付き合ってる時ですらしたことないのにっ……』
『こんなやり方で男をその気にさせてんのかと思うと滅茶苦茶にしそう』
登場キャラクター

黛 愁悟 (CV:テトラポット登)
年齢:29歳 誕生日:9月1日
身長/体重:175cm/61kg 血液型:A型諜報機関「シノワズリ」専属メイク兼スタイリスト。
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職業柄女の子の扱いには慣れている。
ノリよく陽気に振る舞う一方で、どこか陰があり本心を隠している様子。
過去にはヒロインと組んで潜入調査などをこなしていたが、とある任務をキッカケに現場を退き、今の役職に落ち着いた。
『……俺はね。きみが思ってるよりずっと重い男だ』
✿❀感想❀✿
| MAX:❀×5 | |
| 可哀そうな色男の未練 | ❀❀❀❀❀ |
| シリーズ一の重い過去 | ❀❀❀❀❀ |
| コミック版&ノベライズ版もオススメ | ❀❀❀❀❀ |
嫉妬と未練
黛さんからの熱烈アプローチから始まり、フェロモン体質に翻弄されながらも、順風満帆な恋人関係でありバディだった二人。あの日までは―。任務中に起きたある事件の悲劇により関係に溝ができ恋人関係もバディ関係も解消し、同僚として過ごすように。それから二年が経ち再び同じ任務に舞い込み関係が再び動きだす―というが大まかなあらすじ。
物語の鍵でもある二年前の悲劇の後、ヒロインは一層任務に打ち込み【シノワズリ】でも一・二を争うエージェントになり、黛さんはメイクアップアーティストとして任務に向かう女性をサポートする日々を送る日々。
お互いがお互いを思いやる故に、起こった悲劇。本当は今もお互いがお互いを好きでいるのに、ヒロインは事件の事がきっかけで嫌われていると思い、黛さんは自分のせいで事件が起きたと思っているので好きと言えず、すれ違い続ける。
黛さんはヒロインを任務に送り出す時「寝取られ趣味だ」と幾度となく口にしますが、本音でないことは明らか。顔も知らぬ男達への嫉妬とヒロインが身体を酷使する事への苛立ちかを必死に押し殺していた黛さんですが抑えきれなくなります。最初は軽い口調でおちゃらけていた彼が、感情を爆発させ気持ちを吐露するシーンは胸が締め付けられます。
後半トラックでは再び任務が一緒になった事がきっかけでお互いの本心を知り―
前半トラックがかなり衝撃ですが、愛され×ハッピーエンド保証の作品です。甘いだけではない苦味のある“大人すぎる”ラブストーリーをぜひ。
可哀そうで一途で倒錯的な黛さん
『SEX DRIVE』シリーズ一辛い過去を背負うヒロインを黛さん。
メイクアップアーティストという職業柄もあって女性慣れしていること、華やかで魅力的な外見、蠱惑的でストレートな口調、一見すると遊び人にみえる黛さん。でも、とてもヒロインに対して一途。
軽やかにメイクする彼。耳元で囁く彼。一途な彼。
「寝取られ趣味」だと嘘をつく彼。絶叫する彼。嫉妬に狂う彼。
愛情深く色香漂う一人の男が嘘を重ね嫉妬に身を焦がしながらも、それでも極上の「愛している」をヒロインへ贈る姿にグッときました。
CV,テトラポット登さんの演技も相まって、余韻が中々抜けない静かな傑作となっています。
コミック版&ノベライズ版もオススメ
本編のドラマCDでは描き切れなかったであろう、2人の出会いや関係性、ヒロインの素敵なところ、黛さんのヒロイへの一途な愛、仕事に対する葛藤や苦悩が丁寧に描かれていて、より感情移入できるコミック版です。キュンキュンしたり、切なくなったり、悲しくなたり、応援したくなったり、嬉しくなったり、ヒロインと黛さんの事がとても好きになる時間をどうぞ―。

そして、そしてまだあります。こちらはノベライズ版。ヒロインにはどう黛さんが目に映っているのか、ヒロインが黛さんの事をどう思っているのか―が繊細な心理描写で紡がれていて、2人の葛藤や苦悩や愛情に圧倒されるノベライズ版です。

声で堪能するドラマCD、絵で登場人物の存在感が増すコミック版、心理描写に圧倒されるノベライズ版。どれも魅力的です。
番外編:もう一人の可哀そうで一途な彼

何度忘れられても、何度でも愛する、そんな純愛を堪能できる伝説のドラマCD作品です。メリーバットエンドorハッピーエンド……どちらを選びますかー?
おわりに
ありがとうございました((*_ _)




